この記事のポイント

・エアロパーツは取り付けたままのほうがよい
・傷や欠品があるとマイナス査定

新車購入時取り付けたエアロパーツですが、査定時にどのような評価がされるのでしょうか。
純正品や社外パーツなど、車によって様々なエアロパーツがあります。
今回はエアロパーツがどのように査定されるのか紹介していきます。

エアロパーツは査定に影響するのか

エアロパーツがついている車は、通常の車より価値が高いものとしてプラス査定となります。マイナス査定になると考える人もいるかもしれませんが、査定時に取り外す必要はありません。
これは査定基準を作っているJAAIの査定基準にも記述されています。
ただし、エアロパーツがプラス査定になるための条件があり、フロント・両サイド・リアすべてのエアロパーツが同一メーカーで、外観の状態がよいことです。傷や割れ、欠品があるとマイナス査定になるので注意しましょう。

純正のエアロパーツは評価されやすい

スポーツグレードなどで最初からエアロパーツがついている場合、高く評価されるのが特徴です。
その分、どこか問題があると大きな減額になってしまいます。エアロの一部が欠けていると最大5万円、傷があると最大3万円の減額になってしまうので、なるべくキレイな状態で査定に出すことが理想です。

買取額の幅が広い社外品のエアロパーツ

純正エアロパーツに比べて買取額の幅が広いのが社外品エアロパーツ。
パーツの質が悪い、フィッティングが悪い、車のデザインにあっていないなど、純正品に比べて高評価を得るのが難しいためです。
古く傷がついているようであれば取り外したほうがいいかもしれませんが、取り外しの費用を考えると取り付けた状態がよかったりします。
査定額が気になるなら、エアロパーツの状態よりもどこに売るかを考えたほうがいいでしょう。

一部分のみのエアロパーツ

エアロパーツでプラス査定を引き出すためには、フロント・両サイド・リアのすべてが揃っていることが条件です。
どれか一つでも欠けている場合、欠けた部品に応じて金額が差し引かれることになります。

取り外したエアロパーツはどうする?

もしも、取り外したエアロパーツをそのまま捨てるのはもったいないので、中古パーツ専門店やリサイクルショップ、ネットオークションなどに売却してもいいでしょう。
誰が買うんだと思うような古いエアロパーツでも意外に需要があるものです。

専門性のある中古車買取専門店を選ぼう

全国展開している大手業者の場合、プラスに評価されて高く売れる可能性があります。
一方、ディーラーだと純正エアロパーツ以外の車は対応できないため、あまり評価されません。
まずは中古車買取専門店へ査定に出すといいでしょう。